歯周病は大きく分けて歯肉炎と歯周炎があります。
- 歯肉炎
- 歯周病の検査の時に出血があるも、歯槽骨の吸収がない状態です。
歯肉炎であれば、プラークが溜まりにくい状態にお口の中を整え(歯石を除去、適合の悪い詰め物のやり変え治療など)、正しい歯磨き方法を身につけることで元の健康な状態に戻ります。
- 歯周炎
- さらに進行して、歯槽骨が吸収している状態です。
軽度であれば、基本的な歯周病の治療で改善し、炎症のない良い状態の歯肉になります。
エックス線写真上で、根の長さの1/3以上の骨が吸収されていると重度となります。
重度であると、基本的な治療では治らず手術が必要となることが多いです。また、抜歯を避けられない歯もでてくるので、抜歯後に義歯やブリッジ、インプラントといった治療も必要となり、治療期間が長くなります(1〜3年)。